トンイ第23話考 粛宗と尚膳の掛け合いがたまらない!
明日の行幸を控え夜更かししている粛宗(スクチョン:숙종)に対して尚膳(サンソン:상선)が早く寝所(チムソ:침소)に行くよう促すと、粛宗は
「監査部へ人をやってチョン内人(トンイ)を呼んでくれ」 と言う。
すると尚膳(サンソン:상선)が 「寝所でございますか?」 と。
空返事気味に粛宗は 「そう、ああ・・・寝所???」
満面の笑みで尚膳 「下命があればすぐにご用意致します」
粛宗 「おまえ今なんてことを言ってるんだ?そんなんじゃない!」
恐縮した尚膳 「申し訳ございません」
トンイ第23話での一番のお気に入りの場面です。

尚膳役のチョン・ソニルさん
二人がうすうすそうなることを予感して、ややもすれば期待している尚膳と、いまいち自分たちの気持ちに気づいてない二人との対比が絶妙ですよね。
しかも、男としての機能のない宦官が、一番感度が高いというのもコミカルに感じる一因でもあります。
もっとも、私設第一秘書ともいえる尚膳が、王室の反映を願わずにはいられないのも事実で、慶事を期待しての満面の笑みだったわけです。
ところで、尚膳とは一体どんな職責なのでしょう?
内侍府(ネシブ:내시부)の責任者で従2品尚膳(チョンイプン・サンソン:종2품상선)
実際は2人います。
王の身の回りのお世話をする係で、今回のような手配も尚膳の役割です。
ここで注意してほしいのが、その位階。
従2品という高位なのです。
これは六曹(ユクチョ:육조)の次官・参判(チャムパン:참판)や司憲府(サホンブ:사헌부)の長官・大司憲(テサホン:대사헌)と同じ位なんです。
内命府(ネミョンブ)の宮女の最高位尚宮(サングン)が正5品なので、その位の高さがわかるかと思います。
他の役職者と違い、王との運命共同体的正確を持っています。
とくにトンイでは温かい目で二人の行く末を見守る癒しキャラ。
ますます尚膳から目が離せません!
「監査部へ人をやってチョン内人(トンイ)を呼んでくれ」 と言う。
すると尚膳(サンソン:상선)が 「寝所でございますか?」 と。
空返事気味に粛宗は 「そう、ああ・・・寝所???」
満面の笑みで尚膳 「下命があればすぐにご用意致します」
粛宗 「おまえ今なんてことを言ってるんだ?そんなんじゃない!」
恐縮した尚膳 「申し訳ございません」
トンイ第23話での一番のお気に入りの場面です。

尚膳役のチョン・ソニルさん
二人がうすうすそうなることを予感して、ややもすれば期待している尚膳と、いまいち自分たちの気持ちに気づいてない二人との対比が絶妙ですよね。
しかも、男としての機能のない宦官が、一番感度が高いというのもコミカルに感じる一因でもあります。
もっとも、私設第一秘書ともいえる尚膳が、王室の反映を願わずにはいられないのも事実で、慶事を期待しての満面の笑みだったわけです。
ところで、尚膳とは一体どんな職責なのでしょう?
内侍府(ネシブ:내시부)の責任者で従2品尚膳(チョンイプン・サンソン:종2품상선)
実際は2人います。
王の身の回りのお世話をする係で、今回のような手配も尚膳の役割です。
ここで注意してほしいのが、その位階。
従2品という高位なのです。
これは六曹(ユクチョ:육조)の次官・参判(チャムパン:참판)や司憲府(サホンブ:사헌부)の長官・大司憲(テサホン:대사헌)と同じ位なんです。
内命府(ネミョンブ)の宮女の最高位尚宮(サングン)が正5品なので、その位の高さがわかるかと思います。
他の役職者と違い、王との運命共同体的正確を持っています。
とくにトンイでは温かい目で二人の行く末を見守る癒しキャラ。
ますます尚膳から目が離せません!