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唐鞋って言ってたじゃん!

大殿に立ち寄った張禧嬪(チャン・ヒビン:장희빈)
粛宗を待つ間に包まれている何かを見つける。

tongyi25.jpg

「トンイを思いつつウソの微笑を向けてらしたのですね・・・」

トンイへの嫉妬心がめらめらと燃え上がるチャン・ヒビンでした。


ここで目が釘付けになったのは靴のデザイン。
粛宗は唐鞋(タンヘ:당혜)を作らせよと言っていたし、ドラマの中でも唐鞋としてはなしが進んでいるのですが、この靴は唐鞋じゃないですよね?

「つま先とかかとに唐草模様の装飾が施されている」

というのが唐鞋の定義にあります。
この画像を見た限りでは、身分の高い女性が使う唐鞋ではなく、富裕庶民が使う温鞋(オンヘ:온혜)です。唐草模様が無いですもん。

模様のデフォルメ度は物によって異なりますが、下の画像のように唐草模様があるのが唐鞋です。

唐鞋


ただし、気になるのは、サイドにびっしりと施された刺繍。
ここまで手の込んだ装飾をするとなると、タダの靴ではありません。
考えられるのは2つ。


1.朝鮮後期になって庶民の富裕層が出現したことにより、装飾の豊かな温鞋ができ、唐鞋と温鞋の差が曖昧になっていた。

2.現代に作られた装飾の豊かな同型の靴を、唐鞋だと思ってしまっている。



1は可能性として考えたのですが、身分制度が猛烈に厳しい朝鮮で、このようなことがあったのか、甚だ疑問です。日本人は日本の江戸時代などの価値観を持ったままドラマを見てしまいますが、朝鮮においては両班(ヤンバン)とその他の虫というぐらいに差別がひどかったため、これは考えにくいです。

となると、現代につくったものを時代考証なしに小道具として使ったというのが真相のよう。
ドラマ内での重要なキーワードとなる小物ですので、もう少し注力して用意して欲しかったですね~。


※民俗学は勉強中ですので、今回の解説は誤っているかもしれませんが、どこを見ても唐鞋の定義に「唐草模様」とあるので、ほぼ間違い無いと思います。
常識が時代と共に変遷するのは、洋の東西を問わずあることですので、現代韓国では唐鞋の定義が曖昧になっているのではないかと思います。


テーマ : 韓国ドラマ
ジャンル : テレビ・ラジオ



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プロフィール

さくさく

Author:さくさく
本業はアジアを駆け巡る旅人で、アジアン雑貨のネットショップオーナーです。
タイにはしょっちゅう行くのですが、実は韓国へは一度しか行ったことがありません(笑)

数えたことはありませんが、週に20時間、累計100本以上の韓国ドラマを見ていると思います。
ここ数年は、20話程度のミニシリーズではもの足りず、大河ドラマ(時代劇)や150話程度の日々ドラマにはまっています。

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