後宮牒紙(フグンチョプジ) トンイ第34話考
トンイ第34話は恋愛の要素は殆ど無くて、最初から最後までサスペンス劇場でしたね。
そのなかで、新しい言葉も出てきました。
後宮牒紙(フグンチョプジ:후궁첩지)です。
一体どんなものだったのでしょうか?
以前、ハングルで書かれた大妃や中殿が下す命令、諺文教旨(オンムンキョジ:언문교지)を紹介したと思いますが、同じ中殿が下す命令書なのに、教旨と牒紙の違いがあります。
どうしてなのでしょう?
牒紙(チョプジ)は5品以下のものにくだされるもので、事務的な辞令です。
官庁などで頻繁に出されていた定型文で出されたものなので、特別に保管されたものでもありません。
現在のトンイは、王の寵愛を受けた宮女が封ぜられる正五品の承恩尚宮(スンウンサングン:승은상궁)なので、牒紙となるわけです。
王の後宮は従四品以上ですので、今後は牒紙がくだされることは無くなります。
さて、中殿はいかにも好意のように見せかけて、トンイの過去を暴くために、あえて後宮牒紙を下したわけですが、この過程で、身元照会が行われます。
基本的に宮女上りの場合は、国が管理する賤民である官婢出身ですので、官営に記録が残っています。
ただ、官婢の場合、謀反により賤民に落とされた者も含まれているため、照会するのでしょう。
もっとも、そのような者をそもそも宮廷に上がらせることはないので、単なる確認にとどまるはずですが、トンイの場合にはイレギュラーな形で宮女になった上に、反対勢力による粗探しが重なって、このような事になっていますが、あくまでもドラマ内での設定の重なりによるものです。
粛宗との会話の過程で、ソ・ヨンギは遂にトンイの姓が千(チョン)ではなく崔(チェ)であり、親の敵の子であることがわかってしまいます。
真相が完全にわかっていない混沌とした状況。
さて、どうなることやら!
シリアスなエンディングにまたもや日本放送版ではチャン・ユンジョンの曲。
う~ん(笑)
そのなかで、新しい言葉も出てきました。
後宮牒紙(フグンチョプジ:후궁첩지)です。
一体どんなものだったのでしょうか?
以前、ハングルで書かれた大妃や中殿が下す命令、諺文教旨(オンムンキョジ:언문교지)を紹介したと思いますが、同じ中殿が下す命令書なのに、教旨と牒紙の違いがあります。
どうしてなのでしょう?
牒紙(チョプジ)は5品以下のものにくだされるもので、事務的な辞令です。
官庁などで頻繁に出されていた定型文で出されたものなので、特別に保管されたものでもありません。
現在のトンイは、王の寵愛を受けた宮女が封ぜられる正五品の承恩尚宮(スンウンサングン:승은상궁)なので、牒紙となるわけです。
王の後宮は従四品以上ですので、今後は牒紙がくだされることは無くなります。
さて、中殿はいかにも好意のように見せかけて、トンイの過去を暴くために、あえて後宮牒紙を下したわけですが、この過程で、身元照会が行われます。
基本的に宮女上りの場合は、国が管理する賤民である官婢出身ですので、官営に記録が残っています。
ただ、官婢の場合、謀反により賤民に落とされた者も含まれているため、照会するのでしょう。
もっとも、そのような者をそもそも宮廷に上がらせることはないので、単なる確認にとどまるはずですが、トンイの場合にはイレギュラーな形で宮女になった上に、反対勢力による粗探しが重なって、このような事になっていますが、あくまでもドラマ内での設定の重なりによるものです。
粛宗との会話の過程で、ソ・ヨンギは遂にトンイの姓が千(チョン)ではなく崔(チェ)であり、親の敵の子であることがわかってしまいます。
真相が完全にわかっていない混沌とした状況。
さて、どうなることやら!
シリアスなエンディングにまたもや日本放送版ではチャン・ユンジョンの曲。
う~ん(笑)