トンイが見つけた暗号が隠してあった「小学」とは?

dongyi014-3


慕華館(モファガン:모화관)に潜入したトンイが、場違いな書物「小学」の中から暗号文を見つけました。
「小学」とはどういった書物なのでしょう?


小学 [ソハク:소학]

朱子学の始祖である朱熹が、弟子の劉子澄に儒教の書の中から少年用に内容を編集させ、それを校閲・加筆したもの。 1187年に完成。
マナーや道徳規範などが主な内容で、朝鮮では儒学の入門書として広く普及した。


外交官が小学生用の教科書を持っているようなもので、たしかに場違いですね!


dongyi014-2




小学は中国の書物なので漢文で書かれています。
入門書が漢文で書かれていては、朝鮮の子供たちには読むことができません。
そのため、読み解くための本がつくられていました。
そのなかで最も有名なものが「小学諺解」です。


sohak2.jpg


小学諺解(ソハクオネ:소학언해)

6巻4本。1586年(宣祖19)に校正丁(キョンジョンチョン:교정청)から刊行された。
朝鮮王朝の基礎となる学問である儒学、とくに性理学を庶民レベルまで普及させるべく、諺文(:オンムン:ハングルのこと)で書き下した書物。
事実、小学の倫理は、庶民の生活にまで深く浸透し、性理学の秩序が定着していく上で、この書が大きく寄与した。

また、16世紀末の朝鮮語の体系を示す重要な資料である。
中世と近世の朝鮮語の音韻変化と文法の変化が、この頃に起こったことを示している。



ハングルが読める方ならわかると思いますが、画像の文字を読んでみると、今と表記が違うのが分かります。
「小学:ソハク」の「ソ」も「ショ」と書いてあります。

専門家ではないため、読み方が違ったのか書き方が違ったのかは定かではありませんが、世宗の御代に創製されたハングルと、この書物のハングルとは異なるようです。
また、それ以降のハングルとも変化が見られるため、朝鮮の言葉の変遷を研究するための貴重な資料とされています。

テーマ : 韓国ドラマ
ジャンル : テレビ・ラジオ



コメントの投稿

非公開コメント

トンイ考・カテゴリー
トンイ考・最近の記事
トンイ考・記事一覧
トンイ考・トラックバック
トンイ考・リンク
プロフィール

さくさく

Author:さくさく
本業はアジアを駆け巡る旅人で、アジアン雑貨のネットショップオーナーです。
タイにはしょっちゅう行くのですが、実は韓国へは一度しか行ったことがありません(笑)

数えたことはありませんが、週に20時間、累計100本以上の韓国ドラマを見ていると思います。
ここ数年は、20話程度のミニシリーズではもの足りず、大河ドラマ(時代劇)や150話程度の日々ドラマにはまっています。

スポンサーリンク
トンイDVD・ガイド本
トンイの公式ガイドブック
トンイ考・ブログ内検索
トンイ カウンター
トンイ考・最近のコメント
トンイ考・月別アーカイブ
トンイ考・RSSフィード