トンイ20話考 今何年?

dongyi20.jpgトンイを見ていて居場所がわからなくなることがあります。

これは個人的な感覚なのですが、歴史ドラマは時系列ではなしが進んでいくので、足をしっかり地につけた上で流れに沿って行く感じなのですが、トンイでは無重力状態というか、時空を超えて混乱するというか、不思議な感覚に陥ります。

トンイが写真を手にしているこの写真のせいではありません(笑)

この不思議な感覚の原因はドラマの時代の不統一性にあります。

トンイ第13話のこぼれ話(2) 衝撃:お前はもう死んでいる!?でも説明しましたが、第20話で亡くなった粛宗の母明聖王后金氏(ミョンソンワンフ キムシ:명성왕후 김씨)の命日は1684年1月21日です。


けれども、張玉貞(チャン・オクチョン:장옥정)はすでに息子の(ユン:윤:後の景宗)を産んで張禧嬪(チャン・ヒビン:장희빈)になっています。
が生まれたのは1688年10月27日。玉貞が禧嬪(ヒビン:희빈)になったのが1689年(粛宗15年)1月15日。


史実では明聖王后の死と張禧嬪には実に5年の差があるのですが、ドラマではほぼ同じ時に起こったこととして扱われています。


別にドラマだからいいじゃない!


との意見もあるでしょう。
けれど、混乱してしまうのも事実です。


また、ドラマの設定ではチャン・ヒジェと南人(ナミン)の陰謀で廃妃となる仁顕王后(イニョンワンフ:인현왕후)ですが、亡くなった明聖王后と同様に西人に属しています。

陰謀とはいえ明聖王后を殺す理由が全く見当たらないし、ドラマ内でもうまく説明ができていません。
正直なところムリな設定なのです。
この設定で押し通すなら、もっとはっきりとした理由を作るべきでした。


韓国でも15話で視聴率30%を望みそうになったものの、20話で25%を切ったのですが、史実とドラマとの差に歴史好きな視聴者が混乱したのではないかと思います。

テーマ : 韓国ドラマ
ジャンル : テレビ・ラジオ



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さくさく

Author:さくさく
本業はアジアを駆け巡る旅人で、アジアン雑貨のネットショップオーナーです。
タイにはしょっちゅう行くのですが、実は韓国へは一度しか行ったことがありません(笑)

数えたことはありませんが、週に20時間、累計100本以上の韓国ドラマを見ていると思います。
ここ数年は、20話程度のミニシリーズではもの足りず、大河ドラマ(時代劇)や150話程度の日々ドラマにはまっています。

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