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トンイ21話考  己巳換局(キサファングク:기사환국)

トンイ第21話は粛宗が下したこんな教旨(キョジ:교지)から始まりました。

教旨

己巳年五月二日

中殿閔氏為庶人
削奪中殿地位乃命
・・・



中殿ファンは涙を流しながら見たシーンだったかもしれませんね。
己巳(キサ)年(1689年:粛宗15年)五月二日は実際に中殿に教旨を下した日です。
閔氏(ミンシ)とは中殿の家門で、庶人とは廃庶人、位を剥奪して庶民となすということです。


己巳(キサ)などの干支(エト)は中国から朝鮮・日本にも伝わっています。
子供を設けるとよくないとされる丙牛(ひのえうま)などが日本では有名ですね。
ちなみに、60年周期にやってくるので、前回の己巳(キサ)は1989年でした。


ドラマ・トンイ内では、時代劇につきもののナレーションがないためか触れられていませんが、歴史の教科書にも出てくる3大換局(ファングク:환국)の2番目、己巳換局(キサファングク:기사환국)が、まさにこの事件の一端です。


ドラマをずっと見ていた人ならわかると思うのですが、粛宗の母である明聖王后と中殿が西人で、チャン・ヒビンが南人というのはわかっていると思います。
そして、政治体制を担う朝廷の重要人物たちを入れ替えることを換局といい、この年に西人から南人に総入れ替えが行われました。


しかも換局(ファングク:환국)は現代の政権交代のようなものではなく、命の代償を伴うものでした。
トンイには出てきませんが、チャン・ヒビンが生んだ王子を元子にするという粛宗の意に反対意見を唱えた朱子学の大家宋時烈(ソンシヨル:송시열)は、このとき死を賜りました。
そして多くの西人勢力は流刑となっています。


ドラマではどちらかというと愛憎劇に焦点が向けられてしまいがちですが、史実的には政治体制の変更に中殿と後宮も連動しています。
実際の粛宗が非情だったのか、やむを得ず行ったのかは定かではありませんが、今後起こることも鑑みると、非情な部分があったようにも思えます。


テーマ : 韓国ドラマ
ジャンル : テレビ・ラジオ



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さくさく

Author:さくさく
本業はアジアを駆け巡る旅人で、アジアン雑貨のネットショップオーナーです。
タイにはしょっちゅう行くのですが、実は韓国へは一度しか行ったことがありません(笑)

数えたことはありませんが、週に20時間、累計100本以上の韓国ドラマを見ていると思います。
ここ数年は、20話程度のミニシリーズではもの足りず、大河ドラマ(時代劇)や150話程度の日々ドラマにはまっています。

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