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騰録類抄(トゥンノンユチョ:등록유초)

チャン・ヒジェが妹・張禧嬪(チャン・ヒビン:장희빈)の産んだ王世子を清に正式に冊封してもらうために、清の高官から交換条件として要求されたのが騰録類抄(トゥンノンユチョ:등록유초)です。
ドラマの設定では、朝鮮側の国境警備の配置などが記された国家機密が記されたものとして扱っていますが、この記録書は一体どういうものだったのでしょうか?


結論からいうと、ドラマの設定は少々乱暴なものです。
騰録類抄(トゥンノンユチョ:등록유초)は国境警備の配置などを記したものではありません。

この書は、第22代朝鮮王正祖(イ・サン)がつくった奎章閣(キュジャンガク:규장각)に現存する本です。
29巻中10巻のみが現存しており、残念なことに19巻は逸失しています。
中央官庁の、備辺司(ピビョンサ)によりあらゆる内容でまとめられた騰録(記録)です。


あらゆる事象を分類整理した記録書ですので、現在進行形の国家機密ではありません。またこの書の意味自体が「分類して記録した」という意味なのです。
弔電・祭事・礼楽のほか農業についてなども記録されています。
そのなかに、辺事というものもあるので、確かに国境の様子も書かれています。
ただ、国境で何が起きたかの公式日誌であって、軍の配置云々というわけではありません。


ドラマトンイの中で、なぜこの書籍をこのような設定にしたのかは定かではありませんが、数年前に騰録類抄(トゥンノンユチョ:등록유초)について誤った解説をした本が出ているようですので、ひょっとするとその本をもとにストーリーを組み立てたのかもしれません。


テーマ : 韓国ドラマ
ジャンル : テレビ・ラジオ



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さくさく

Author:さくさく
本業はアジアを駆け巡る旅人で、アジアン雑貨のネットショップオーナーです。
タイにはしょっちゅう行くのですが、実は韓国へは一度しか行ったことがありません(笑)

数えたことはありませんが、週に20時間、累計100本以上の韓国ドラマを見ていると思います。
ここ数年は、20話程度のミニシリーズではもの足りず、大河ドラマ(時代劇)や150話程度の日々ドラマにはまっています。

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